ToriAmos.jpはトーリ・エイモスの非公式サイトです。
彼女の来日を現実のものとするための署名活動を行い、ファン同士の交流の場を提供します。

2007年09月16日

The American Doll Posse Tour at Australia (2007/9/11) Vol.1

※このライブレポートは、はつさんが当サイトのために提供くださったものです。


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9月11日。奇しくも同時多発テロがあったこの日、トーリのコンサートがある。彼女に多大な影響を与えたこの事件、更には、ごく最近アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領がAPECの為、ここメルボルンを訪れていた。そんな因果深い時と場所で催されるステージには否が応でも期待がかかる。。。


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2時過ぎにコンサート会場に到着。でもメインのドアは閉まっているし、誰もいない。以前、ネットの画像で見たmeet & greetの雰囲気の場所と違っていたので会場をぐるぐる回ってみる事に。すると会場の裏には楽屋入り口があり、ファンはそこに集結しているのを発見。とても柔和そうなお兄さんが話し掛けて来てくれて、そこがmeet & greetの場所だと教えてくれました。

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そして手に番号を記入。(私は20番)そこにいたファン達と談笑しながら時を待ちました。この日の天候は曇りで時々雨がパラついていて生憎でしたが、それをも全く意に介さない位、ファンの皆さんは熱かった!


そこに集まっていたファン達と話していて驚いた事;

(1)ほとんどの人達は、昨日あったコンサート&meet & greetにも参加していた。(Toriのコンサートチケットは取りにくかったのに、どうやって両日のチケットをゲットしたんだろ?)

(2)そこに集まった男女比が3:7位で、男性はゲイ率が非常に高かった。(話したゲイの人は皆、知的でスマート)

(3)海外からのファンもいらしてて、シンガポールとニュージーランドから来ていた。

(4)前日のステージ終了後、一部ファンが残って代表のファンがプレゼントを贈呈してトーリを抱擁した際、そのファンがトーリのお尻を「むにっ」とつかんだらしいんですが、そこでトーリ、大爆笑してたそうです。(もしかしてそのファンとは尻合い、いや、知り合い?じゃなかったら普通、怒るところだと思うんですが。トーリの懐が深いというか。。。)

(5)非常に残念な噂ですが、トーリのワールド・ツアーはこれが最後になるんではないかと。。娘さんが7歳で、そろそろ家族で落ち着きたいらしいです。

(6)前回ツアーでのメルボルンmeet & greetに参加したファンによれば、その時には300人のファンが集まった為、トーリは顔を出して皆に挨拶しただけに留まったそうです。私が「最初の30名だけとは会うとかしなかったの?」と訊いたら、トーリは「一人のファンと会ってサインをしたら、300人みんなに書かないと。でもそれは出来ないからごめんなさい。」と言ったそうな。。彼女の人柄を窺えるエピソードでした。

(7)英語を色々教わりました。Cloud on my tongueとはオラル・セ***スの事だそうで。。。官能的な世界が展開されているトーリの歌詞に出てくる隠語は、辞書に記載されていないものが多いので本当に日本のファン泣かせ。。。

The American Doll Posse Tour at Australia (2007/9/11) Vol.2

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Meet & greetに参加していた人達は、思い思いの服装とサインをしてもらうもの(LPジャケット、ポスター、CDなど)を持って参加していました。ひときわ目立っていたのがこの方。Under the Pinkのアルバムに出てくるトーリの様なウェーブのかかった赤毛が素敵でした。ポーズを取る姿も慣れていたのでモデルでもされているのでしょうか。。

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トーリを待っている集団に、レッドブル(エナジードリンク)のPR車が寄ってきた。何事かと思っていると、お姉さんが二人、車から降りて来て皆にレッドブルを配り始めた。話を聞くと、レッドブルのプロモーションをやっているそうで、イベント事などがあると、駆けつけてはレッドブルを無料配布しているのだそうだ。

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私はその場では飲まなかったが、皆、おもむろにゴクゴク飲み始めていた。この飲み物はオロナミンCにカキ氷用のイチゴ・シロップを足した様な味と匂い。そんな芳香が一面漂いましたとさ。


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3時40分頃、トーリのボディーガードの人(Smitty)が出て来て「もう少ししたらトーリが来るからね。」と一言。ファンも整然と列を作り始めます。

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誰かが「トーリは早く出て来られないの?」と尋ねると「今、身だしなみを整えてるんだ。彼女にもう少し時間をあげて。」との返事。一旦Smittyも引き返す。ファンの方と話していると「昨日も4時にトーリが出て来たし、今日も同じ位の時間に出てくるって言ってたからきっともうすぐよ。」と彼女への厚い信頼を見せていた。

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そしてチラチラ腕時計を見ながら更に待ち、4時20分、トーリが姿を見せてくれました。

The American Doll Posse Tour at Australia (2007/9/11) Vol.3

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トーリが登場すると、皆ワアッと色めき立った。でもそこは皆さん大人、列を崩さずちゃんと順番を待つのでした。

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私の前にいた19番の女の子は、前日のMeet&Greetにも参加してトーリと話していて、余りに緊張した為に頭が真っ白になってしまい、サンダルを履いていたトーリの足を見て、思わず「トーリの足って、骸骨っぽいですね」と口走ってしまったそうです。そのせいか知りませんが、この日トーリはブーツを履いていました。

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しかもかなり高いヒールになっているもので、自分の身長と比較して推定するに彼女の身長は150cm前後?・・・ あの歌唱力とパワーは一体どこから来るのでしょうか。。

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さて、自分の番がやって来ました。用意してたプレゼント(風呂敷とキーホルダー)とToriamos.jpのトップページをラミネートしたものを渡し、日本でToriamos.jpがトーリの誕生日に開設された事、自分を含め、多くのファンが日本への来訪を熱望している事を伝えました。サインの時、「『日本のファンの皆さんへ』とお願いします。」と言ったらわざわざ私の名前も聞いてくれてサインをしてくれました。

あと、Bells for herという曲に出てくる「錦」という言葉の意味がずっと私の中でひっかかっていたので直接、トーリに聞いてみたところ「あれは自転車のブランド(Nishiki)なのよ。」との答えが。日本語の錦の意味と、歌詞の中での二重の意味を持たせてあるのかと思っていましたが、深読みしすぎでした。。。

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自分の番が終わった後も、ちょっと離れたところでトーリを見ていましたが、ファン一人一人に対して真摯に話しをして、写真を撮っている姿が印象的でした。

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この時に私もたくさん写真を撮りました。ビデオ撮影は禁止だったのですが、私のデジカメはスクリーンが横に飛び出るタイプだったので、動画を撮ってると勘違いされ、警備員に2回も注意されてしまいました。トホホ。

この後、夕食をとりに一旦街へ。夜のコンサートに備えます。

The American Doll Posse Tour at Australia (2007/9/11) Vol.4

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さて、陽もすっかり落ちて暗くなった頃、コンサートホールへ向かいました。このホールはヤラ川に面しており、夜はイルミネーションが水面に綺麗に映し出されています。開場はスタート時間(8時)の1時間半前からでしたが、開場10分前に友人と入り口で落ち合いました。

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来ているお客さんは20〜30代の層が殆どで、女性はシックor黒基調の装いの人が多かった気がします。

8時から前座のバンド(名前失念)がスタート、でも会場内に入っている人は少なく、皆、ホールのバーでお酒を飲みながらそれぞれの時間を愉しんでいました。私もそれに倣ってバーで、ハウス・ワインならぬハウス・シャンパンを注文し、飲みながら時間を待ちました。

前座が終わり、皆が一斉に会場へ流れていきます。皆、グラス片手にそのまま入って行ってました。(会場内で飲んでてもOK 。驚き!)

ステージ中央にはグランドピアノ、隣り合わせにキーボード。右手奥にドラム、左手にはギター用のセットとアンプ、背景にはシルクスクリーンっぽいヒラヒラした幕がかかっていました。

The American Doll Posse Tour at Australia (2007/9/11) Vol.5

開演時間になり、照明が落ちて歓声が起こります。それに合わせたかの様にギターが入り、バンドが演奏。スモークと蒼い逆光照明に包まれつつトーリ登場。彼女のシルエットだけしか確認出来ませんが、ピアノの前に座り伴奏がスタート。照明が入り、赤いフリルっぽい服と肩より少し長い髪といういでたち(Clyde)でした。

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第1幕 - Clyde

Bouncing Off Clouds
オープニング。歓声があちこちから挙がり続けていた。皆、トーリの事を待ち望んでいたんだなあと切実に感じた。

Little Earthquakes
トーリの高&低い声が綺麗に織り成されていた。曲が終わった後、大歓声。

Juarez
イントロのピアノに突き刺さるような鋭さを持たせてスタート。バンドが入っているとはいえ、アコースティックな曲調。

Rattlesnakes
キーボードの音色はCDそのままで、弾き方のせいで音がもう少しまろやかな優しい感じになっていた。

Beauty of Speed
サビの部分がトーリの声がコーラスで重なっていない分、渋い仕上がりになっていた。

衣装替え

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Professional Widow
リミックスバージョン。ボーカルは録音を使用。照明効果のフラッシュが激しく目が痛かった。この間、トーリは不在。

The American Doll Posse Tour at Australia (2007/9/11) Vol.6

第二幕 - Tori

ここでトーリ、シルバーのジャンプスーツで再登場。

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Big Wheel
陽気な感じ。この日、歌詞に出て来る"Milf"の意味を知りました。

Sugar
Crucify
Cornflake Girl
Doughnut Song
曲の最後のところで、指でわっかを作り、ドーナツのジェスチャーをしていたのが可愛らしかった。(これらは定番中の定番。ただ聴き惚れるのみ。)

Siren
初めて聴いた曲。イントロ、間奏のピアノが綺麗。アップビートで歌詞もピックアップし易い歌い方だった。


独奏

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Britney Spears / "When A Star Falls" improv
即興で歌ったとは思えない程しっかりした曲。この曲を歌いだして「ブリトニー」という言葉が出てきた時、会場から失笑とも苦笑いともつかない笑いが起こる。最近ではタブロイドの三文記事を賑わしているブリトニー。でもトーリはいち一母親として、同じ「母親」であるブリトニーをおもんばか慮っているのでは、と思った。以下、歌詞意訳。

♪ちょっと、コメントしたい事があるの。私だけが知ってる事があるから。ブリトニー、あなたハメられちゃったわね。これがスターが躓く姿なのよ。あなたはもう母親だけど、立ち上がる時にはあなたのお母さんが要るのよ。私も母親だけど、私を抱え挙げてくれるお母さんが必要なの。全てが崩れ去った時には。。(Spinnerで試聴できます。)♪

Mother
CDバージョンの様な、力強いピアノの弾き方ではなく、まるで母親が娘を諭す様な自愛にみちた歌い方と優しいピアノのタッチ。前回のメルボルン・コンサートで演奏した同曲とは別物になっていた。内容的に前曲から引き続いているのでララバイ的な色合いが濃かった。

Yamaha improve
陽気なおしゃべりをしつつそれにピアノを合せた曲、という形容がぴったり。以下、歌詞意訳。

♪(コンサート会場のみんなは)ちょっと聞かないでいてね。スタッフに伝えたい事があるの。世界で最高のクルーよ。新しくイギリスから来たキュートなキーボードの技術屋さん、私のヤマハの調整をしてちょうだい。でも私はBOSENDORFERを弾いているからヤ・マ・ハって言っちゃいけないの。あんまり他の楽器(ヤマハ)の事を話してると、BOSENDORFERが(ヤマハに)色目を使いはじめちゃうのよ。♪

Cool On Your Island
初聴。曲目の流れの通り、ソフトな曲調。


バンド再登場

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Putting The Damage On
この曲は気だるいイメージがあったのですが、それを払拭するような、爽快な歌い方だった。

a sorta fairytale
この曲の出だしもピアノの高音域を叩き出していた。CDよりも痛烈な響きがあった。

Code Red
重厚な一曲。バンドがいい味出してた一曲。

The American Doll Posse Tour at Australia (2007/9/11) Vol.7

スタンディング・オベーション のち アンコール

Precious Things
キーボードを叩き付ける奏法とおえつ嗚咽の様な高音の歌声に圧倒されるばかり。

Hey Jupiter
すべてをまとめるかの様なしっとりした曲調。


ベースギターの奏者はコントラバスもこなしていました。コンサート終了後にはトーリが彼を抱擁をすると会場からは一斉に野次の口笛が。オージーらしい反応だと思いました。。。。セカンド・アンコールもあるかと思いきや、ファースト・アンコールだけだったのは残念。

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9月11日という事で、I can't see New York や Yo,Georgeあたりが来るかと思っていましたが、両方ともハズレ。バンドを引き連れているのにアルバム・Choirgirl Hotelからの曲がないのも意外でした。

Motherは私の好きな曲なのですが、ブリトニーへの即興曲も絡め、トーリの世界観は「女」から「母親」へと移り変わっているのを再度認識しました。過去ふたつのアルバムを見ても、恋愛から博愛・人類愛といったものに軸をシフトして来ているのがわかります。それを今回は判り易い形で表現した、といったところでしょうか。

これだけの曲目を一気に奏して歌うトーリのパワーにはただただ圧倒されました。ピアノ歴がある友人が言うには、彼女の立ったまま演奏するスタイルは、腕の筋肉が相当いるそうです。細い体のどこにあんな力が秘められているのでしょうか。

やはりトーリの素晴らしさはコンサートこそが真骨頂だと思います。次は是非日本でのライブが実現して欲しいと切に思います。


Setlist

Act I - Clyde
(1)Bouncing Off Clouds
(2)Little Earthquakes
(3)Juarez
(4)Rattlesnakes
(5)Beauty of Speed
Interlude-Professional Widow

Act II - Tori
(6)Big Wheel
(7)Sugar
(8)Crucify
(9)Cornflake Girl
(10)Doughnut Song
(11)Siren

Piano Solo
(12)Britney Spears /When A Star Falls improve
(13)Mother
(14)Yamaha improve
(15)Cool On Your Island

Band Returns
(16)Putting The Damage On
(17)a sorta fairytale
(18)Code Red

Encore
(19)Precious Things
(20)Hey Jupiter